墨子です。
戸建てには、建ぺい率が100%でもない限り(あるのか?)、庭というヤツがつきものです。
我が家にも猫の額を通り越して肉球ほどのササヤカな庭があるのですが、
そこを狙っているヤツらがいるのですよね。
そう、雑草です。





契約した、あの夏の決意


このお城の購入契約を締結したのは、去年の夏のことでした。
無事に調印が終わり鍵を受け取って、リフォーム計画のためにわたしはこのお城にやってきました。
風通しのためにあちこちの窓を開けてまわり、そしてわたしは見たのです。
DSC_4864

庭一面を埋め尽くす、膝を超える雑草の海を。
そしてその深い奥底で、ガサガサ、ガサガサ、とさざめく音を……!

灼熱の夏。
植物は光合成でエネルギーをつくり放題、
ヒトは一歩動く度に目眩と戦わねばならない気候。
ヤツらを駆逐するのに適した季節とは言えません。

いいでしょう、どうせリフォームに数ヶ月かかるのです。
まだわたしたちはこの家に住めない。
最後の夏を謳歌させてやりましょう。
でも秋を過ぎてヤツらが弱ったら容赦はしません!
来年の夏、絶対におなじ光景は見ない。

固く固く、わたしは決意を固めたのです。
雑草だけならともかく、虫はイヤだぁああああっ!!!
わたしはナウシカにはなれない……。

防草砂利を敷こう!


まぁ、リフォーム計画が長引いたりして、引っ越したのは年が明けてからだったのですが……
そして今年の1月は東京としてはビックリの大雪で、膝まで雪に埋もれること数回。
東京人も慣れてないけど雑草だって耐寒性は低い。
真夏のジャングルはすべて枯れ果て、小さな庭はさながら麦藁に埋め尽くされたかのような有様でした……

と、思ったのに、春の日差しが当たるようになった途端、気がつけば足首が埋もれるような青々の草原。
胸まで届きそうなノアザミ。
このまま日射しが強くなって、雨の季節が来たらアウトです。
我が家は腐海に沈みます。

 そ れ は イ ヤ だ。

一念発起、ホームセンターで雑草用の根起こしを買ってきて、修羅のごとく抜いて回りました。
こういう時、敷地が狭いのはいいですね!(苦笑)

庭を大まかにブロック分けして、指でつまめるサイズ以上の雑草を抜き終わると(泣くほど大変だった)、気休めに熱湯などかけて。
その上に、防草砂利を敷き詰めることにしました。

DSC_4866


ホントはそのまえに防草シートを張っておくといいのでしょうけど、この庭にはあらかじめ中途半端な小石が敷いてあって、それらの処理とか考えたらめんどくさくなったのでマァいいやと。
我ながらやることが中途半端です。


効果は如何に?


上の写真はひととおり防草砂利を敷いたあとで、追加分を買ってきた時点で撮りました。
つまり、袋の下は砂利が敷かれた状態です。
ミックスカラーを買ったので、なかなかナチュラルでふんわりキレイになったなーと自負しております。
好みの問題だとは思うのですが、真っ白は「夏、眩しい」「土とかが飛んできたとき如何にも汚れましたって感じになってメンテが面倒」、黒や茶色一色だと「地味」「ぱっと見で地面と変わらない」って感じに見えて……
材質にも依るのでしょうが。

という訳で、見た目はたいそう気に入りました。
問題の、防草効果は?

防草砂利を敷く前は、雑草を抜いても抜いても、2日もたてば新しい雑草が満遍なく、高さ2センチほどの新芽を覗かせていました。
防草砂利を敷いたあとは、一週間くらいは庭から緑の色が消えました──が、

雨が降ると。
ひょろっと。
DSC_4854

砂利のあいだから、ところどころに草葉が顔をだしています。
ヤツら凄いな!
とはいえ、ろくな日光も届いていないので、茎は茶色ばんでヒョロヒョロ。
抜くのは簡単だし、数もたいしたことはなく、「ごくろうさん、ではサヨウナラ」ってなものです。

おれたちの戦いはここからだ!


と、いうわけで。
個人的には、この防草砂利、見た目も効果も気に入っています。
それでもこまめなメンテはこれからも欠かさないでしょう。
梅雨本番と夏が来たら、敵の気合いも根性も、春先とは段違いのはずです。

現在の防草砂利は、「立った目線からは土が見えない」程度の厚みにしか敷かれていません。
しゃがんで見ると、石のあいだからうっすら土が見えたり、石を一個どけたらもう土だったりしています。
まずは、この倍の厚みに追加しようと思います!

↓ブログ村リンク↓いろんな家造りブログを参考にさせていただいてます!

  
イイネ代わりにどれか押して頂けると感謝です★

それにしても、売主は二十年弱ものあいだ、どうやって雑草と付き合っていたのかしら……